Messaging APIでアイコン・表示名を変更できるようになりました
はじめに
こんにちは、中村です。LINE公式アカウントでアイコン・表示名を変更できる機能がMessaging APIのPush/Reply APIで誰でも利用できるようになりました。 同機能は今まで法人用オプションとして提供されておりましたが、今回一般公開の運びとなりました。
アイコン・表示名を変更する
利用方法するには従来のMessaging APIで送信するメッセージオブジェクトにsenderオブジェクトを追加します。senderオブジェクトは以下のプロパティで構成されています。
プロパティ名 | 説明 |
---|---|
sender.name | 表示名。LINEなどLINEサービスと誤認する可能性のあるワードは使用できない。最大20文字 |
sender.iconUrl | 表示するアイコンHTTPS URL。最大1000文字 |
それでは実際にPush APIを使ってアイコン・表示名の変更をします。通常は企業アカウントですがサポート時にオペレーターへ変更するイメージです。 送信するメッセージオブジェクトはこのようになります。
{ type: 'text', text: 'お問い合わせいただきありがとうございます。お調べしますので少々お待ちください。', sender: { name: '中村 優輝', iconUrl: 'https://xxxxxxxxx.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/cb787a111d8785064a16f8da8bf06fbd.jpg' } }
node.jsの@line/bot-sdkにマージされていました。
まとめ
アイコン・表示名変更機能は、従来公式アカウントが1つのキャラクターとして利用することが多かった状況を変えることができます。個人的には今回のケースのようにカスタマーサポートやエンターテイメント領域でより利用がされるのではないかと思います。